• 家族葬 花*花

『ヒガンバナ』のお話



一級葬祭ディレクター 家族葬 花*花の内山晃孝と申します。

前回のお彼岸のお話から、今回は『彼岸花』のお話をしてみたいと思います。


・『彼岸花』とは

彼岸花(ひがんばな)は中国原産の多年生草本で日本では道端や畔(あぜ)、墓地や堤防などの日当たりが良い場所に生えている事が多いです。根元には球根が埋まっていて、秋の彼岸(9月ごろ)に目を出してまず赤い花を咲かせます。花が咲き終わった後に葉をつけて、春過ぎに葉を散らして休眠して夏を超えるちょっと変わったサイクルを持つ植物です。種子を作らず分球(球根を増やして分かれる)によって増えていきます。皆さんも一度は見たことがあるかと思います。


・彼岸花の『役割』

いくら自然に増えると言っても、球根であるので現在咲いている彼岸花も何らかの目的をもってそこに球根を植えられた形になります。なぜ、彼岸花の球根を植えるようになったのか。その理由は彼岸花には全体に「アルカロイド系の有毒成分」を持っていて、特に球根に多く含まれていると言われています。その為に田畑の畦道や墓地などに植えることによって獣害を防ぐと言う目的があったと言われています。現在では火葬が主流ですが、彼岸花が植えられたころには土葬が主流だったので、モグラやネズミなどを防ぐ事が必要だったんですね。

皆さんは間違っても口にしない様に注意してください。


・彼岸花の『別称』

皆さんは彼岸花の名前をご存じですか?「彼岸花はヒガンバナだろう」と言われそうですが、実は彼岸花には『1,000』を超える名前が存在します。ここではとても全てを紹介しきれませんので一部を掲載いたします。

「死」などに由来したもの…お彼岸に咲く、墓地などに植えられている事などからついたとされる名称。『死人花(しびとばな)』『地獄花(じごくばな)』『幽霊花(ゆうれいばな)』

「毒性」に由来したもの…彼岸花の毒性を表す事からついたとされる名称。『毒花(どくばな)』『痺れ花(しびればな)』『蛇花(へびばな)』

「姿」に由来したもの…花の色や形からついたとされる名称。『天蓋花(てんがいばな)』『狐花(きつねばな)』『龍爪花(りゅうそうか)』

珍しいもの…由来は定かではないが名称として残っているもの。『剃刀花(かみそりばな)』『雷花(かみなりばな)』『捨子花(すてごばな)』『葉見ず花見ず(はみずはなみず)』

「地域」によって異なるもの…日本全国に分布する彼岸花にはその地方ごとに様々な名称が存在します。(一部)北海道…ウドンゲ。東京…ゴシャメンバナ。大阪…マンジュウバナ。沖縄…コンソウなど

皆さんの周りではどの様に呼ばれていますか、またどんな名前をご存じですか。


・お彼岸と彼岸花

彼岸花の別称の一つに『曼殊沙華(まんじゅしゃげ)』と言うものがあります。これはサンスクリット語の「マンジューシャカ」に漢字を当てたものですが、この花は仏典に登場する花とされています。されていますと言うのは実はインドには彼岸花が自生していないのです。ですので、正確には彼岸花=マンジューシャカとは言えません。ただ、彼岸花を曼殊沙華と名付けた昔の人は、お彼岸の頃に川縁などに咲く真っ赤な花を見て亡き人を想い、自分自身を見つめる事としてお彼岸を過ごし彼岸花を見ていたとすると感慨深いものを感じます。


川沿いや土手、畦道などに一面真っ赤な彼岸花が咲いていると、「あの向こうに彼岸があるのか」なんて考えそうなのは私だけですかね。お花屋さんでは「リコリス」と言う名前で扱われていますし、赤だけでなく白や黄色のものもあります。全国各所に彼岸花の名所と呼ばれる寺社や公園がありますので、調べてみるのも面白いと思います。

自粛期間中でなかなか見に行くことは難しいかもしれませんが、出かけられるようになったらお近くの名所を調べて行ってみてください。


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