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『中陰』のお話の続き、行先は『誰』がきめるの?



一級葬祭ディレクター 家族葬 花*花の内山晃孝と申します。

今回も『中陰』のお話の続きで、あの世での「審判」について書いてみたいと思います。

『中陰』の間に『審判』が行われ、その為に『追善供養』をし『生まれ変わる世界』が決まるんですよ、と言うお話を前回までにさせて頂きましたので、今回はその『審判』は『誰』が行うのですか?と言うお話をしてまいります。


・審判を行う人は『誰』?

「人は亡くなるとあの世で閻魔様のお裁きを受ける、噓をつくと舌を引っこ抜かれるぞ!」などと言うお話を聞いたことはありますか? そうです、審判をするのは閻魔様です。しかし閻魔様以外にも審判をする人がいるのをご存じでしょうか、死後の審判を下すのは十人の王『十王(じゅうおう)』と呼ばれています。上に絵図で掲載していますが、この十人が七日ごとに生前の業について審判をしていきます。


・『十王』の名前と表の顔?

漢字が難しいので、十王それぞれについて解説していきます、『十王って実は…』と言う事も言う事も解説していきます。

1.『秦広王(しんこうおう)』…秦広王は最初の審判を行う十王です、つまりは「初七日」ですね、実はこの秦広王は『不動明王(大日如来)』の別の顔とも言われています。大日如来と言えば真言宗の御本仏ですね。

2.『初江王(しょこうおう)』…初江王は「二七日」で審判を行います、初江王は「釈迦如来」の別の顔とも言われています。釈迦如来は禅宗の御本仏ですね。

3.『宋帝王(そうていおう)』…宋帝王は「三七日」で審判を行います、宋帝王は「文殊菩薩」の別の顔とも言われます。文殊菩薩は臨済宗の掛け軸で向かって右側に掛かっている事がありますね。

4.『五官王(ごかんおう)』…五官王は「四七日」で審判を行います、五官王は「普賢菩薩」の別の顔とも言われます。普賢菩薩は臨済宗の掛け軸で向かって左側に掛かっている事がありますね。

5.『閻魔王(えんまおう)』…閻魔王は「五七日(三十五日)」で審判を行います、一番有名な十王ですね。「五七日」の法事を重要視するのも閻魔王が審判をする事に由来しています。閻魔王は「地蔵菩薩」の別の顔とも言われます。そう、道端で見掛ける『お地蔵様』です。実は閻魔王は常日頃からお地蔵様を通して我々を見ているのかも知れませんね、ちなみに『賽の河原』で子供(水子)の霊を救済するのもこの「地蔵菩薩」と言われています。

6.『変成王(へんせいおう)』…変成王は「六七日」で審判を行います、変成王は「弥勒菩薩」の別の顔とも言われます。弥勒菩薩はお釈迦様の次に人々を救済する菩薩と言われています。

7.『泰山王(たいざんおう)』…泰山王は「七七日(四十九日)」で審判を行います、泰山王は「薬師如来」の別の顔とも言われます。真言宗や天台宗などの密教系の寺院で御本仏として祀られています。

8.『平等王(びょうどうおう)』…平等王は「百か日」で審判を行います、基本的には七七日で審判は結審してそれ以降は『追審』と言う形になると言われています。平等王は「観世音菩薩」の別の顔とも言われています。

9.『都市王(としおう)』…都市王は「一周忌」で審判を行います。都市王は「勢至菩薩」の別の顔とも言われています。

10.『五道転輪王(ごどうてんりんおう)』…五道転輪王は「三回忌」で審判を行います。五道転輪王は「阿弥陀如来」の別の顔とも言われています。浄土真宗の御本仏ですね、浄土真宗では「亡くなられたらすぐに阿弥陀様がご浄土からお迎えに来て下さる」との教えです、最終の審判から一気に迎えに来てくれるならそれも頷ける気がします。


今回は『十王』について触れてみました、「仏の顔も三度まで」お地蔵様でもお怒りになると閻魔様へ変わってしまうのかもしれません。十王図に興味のある方は「奈良国立博物館」に展示されているそうですので、今の状態が落ち着いたら見学へ行ってみるのも良いかもしれませんね。 また次回『中陰』の続きを書いていこうと思います。


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