一級葬祭ディレクター 家族葬 花*花の内山晃孝と申します。
昨日は二十四節季の「大雪」でしたね。
今回は「大雪」についてのお話です。
・『大雪』とは
「大雪」と書いて「たいせつ」と読みます、「おおゆき」や「だいせつ」ではありませんので、ご注意ください。
「大雪」は二十四節季の一つで「本格的に冬が到来する事」と言う意味です。山は雪に覆われ、平野にも雪が降り積もります。新しい年の準備を始めるのもこの時期からです。
・大雪の移り変わり
大雪の間にさらに3段階に移り変わります。
・閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)
天地の気が塞がれて冬が訪れる頃合い。空は重い雲におおわれて、生き物はじっと息を潜めています。「塞(ふさ)ぐ」と言う字は「寒さ」から閉じこもると言う意味でもあります。
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・熊蟄穴(くまあなにこもる)
熊が冬ごもりの時期になり、穴にこもる頃合い。春になるまで穴の中で過ごす様子。「蟄」は熊だけでなく他の小動物やカエルなども表しています。
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・鱖魚群(さけのうおむらがる)
サケが川を遡上する頃合い。海で育ったサケが産卵のために生まれた川へ帰ってきます。北国での冬の風物詩の一つですね。
・大雪の過ごし方
食べ物:鰤(ぶり)や鱈(たら)など冬に向けて脂ののった魚介がおいしい時期になります。大根や葉野菜なども旬を迎えます。
シーズンの到来:雪が積もり始め、スキー場などが開業され始めます。
正月事始め:歳神様(としがみさま)をお迎えする準備として、「煤払い」や「松迎え」が行われます。煤払いはよくニュースなどで取り上げられる事がある、寺院などで行われている行事です。松迎えは最近では聞くことがない言葉ですが、門松や正月用の薪を集める事を指します。
まとめ
今回は「大雪」についてお話をさせて頂きました、日本には四季・二十四節季・七十二候と言う季節の暦があります。一つひとつの言葉がとても美しいので、ご興味のある方はぜひ調べてみてください。
日に日に冬が色濃くなって、寒さも厳しくなっています。皆様もご自愛ください。
ご拝読いただきありがとうございました。
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