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  • 執筆者の写真家族葬 花*花

『搬送』のおはなし


一級葬祭ディレクター 家族葬 花*花の内山晃孝と申します。

今回は『搬送』についてのお話を書いていきたいと思います。


・『搬送』とは

葬儀の仕事において「搬送」とはご遺体の移動から安置までの事を言います。

現在では病院・施設などでお亡くなりになられる場合が多い為、それらの場所からご安置が出来る場所まで故人様をご移動させて頂く必要があります。お亡くなりの場所によっては長距離の移動が必要になってくる場合が有ります。


・搬送に掛かる『費用』

搬送に掛かる費用は距離によって異なります、この距離とは「車両の出庫地→お迎えの場所→ご安置する場所」を指します。これ以外にも都道府県を跨ぐ移動や、深夜帯、有料の道路を使用する場合などに別途費用が掛かる場合が有ります。

また、離島や海外など陸路以外での搬送にはそれぞれに料金が掛かります。

搬送に掛かる費用の他に、ご安置の際に必要になる布団・シーツや冷却材(ドライアイス)などが掛かる場合が有ります。


・搬送料金の『支払い』

葬儀社が搬送を請け負い、そのままそこでお葬式を執り行う場合であれば葬儀費用と一緒に支払う事になりますが、搬送のみを行った場合はご遺体のご安置が済んだ時点で「支払い」をしなくてはなりません。お亡くなりの時間によっては深夜や明け方などの場合も考えられます。葬儀社を検討中で搬送のみを依頼する場合にはあらかじめ費用の概算や支払い方法を確認しておくと良いでしょう。


・『長距離』の搬送の場合

「搬送に掛かる費用」のところで搬送の費用は「出庫地」から距離を測ります。例えば「東京で亡くなられた方を大阪までお連れする」場合

大阪の搬送業者(葬儀社)に依頼すると

大阪の出庫地→東京の病院(施設)→大阪の安置場所+高速道路料金

が掛かります。

東京の搬送業者(葬儀社)に依頼すると

東京の出庫地→東京の病院(施設)→大阪の安置場所+高速道路料金

となります。

搬送の距離が約半分ほどになる為、搬送費用も大きく変わってきます。搬送後支払いをする必要はありますが、費用面を考えた場合には長距離の搬送の場合は亡くなられた場所の近くの搬送業者を探される方法もお考え下さい。


・搬送の『同乗』

搬送業者(葬儀社)が使用する車はご遺体をお連れする為、後部に台車を載せる改造を施してあります。その為、同乗できる人数に限りがあります。業者によって異なりますが、「1名」ないし「2名」になります。


・搬送の『依頼』

お亡くなりの際、ほとんどのご家族の方がパニック状態です。何をどう頼んでよいのか分からないのが普通の事だと思ってください。

葬儀社に連絡を入れた場合には大抵葬儀社の方から必要事項の確認をしてくれますので、一つひとつお答えいただければ結構です。

・お亡くなりになられた方の「お名前」

・お亡くなりの「場所」

・ご連絡者様の「お名前」と「連絡先」

・搬送先の「場所」

などを確認させて頂きます。


「病院(施設)から連れていかれるとそのまま葬儀屋さんが来るんでしょ」と言うお話を聞きます、お亡くなりの連絡が基本的に葬儀社に掛かってくるため大きくは間違っていません。

もし、葬儀社を決めきれずご家族で相談されてからにする場合には「搬送のみ」と言う意思表示を明確にする必要があり、ご安置先も「ご自宅など」にされるか、もしくは病院(施設)で「何時まで」お預かり頂けるのかを確認される事をお勧めいたします。


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