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  • 執筆者の写真家族葬 花*花

『賽銭』と『浄財』のおはなし



一級葬祭ディレクター 家族葬 花*花の内山晃孝と申します。

寺社仏閣へ行くと「お賽銭」をされる機会があるかと思います。

よく箱を見てみると「賽銭」と書かれたものと「浄財」と書かれたものがあるのにお気づきでしょうか(その他にもありますが)、今回は『賽銭と浄財』について書いてみたいと思います。


・『賽銭』とは

「賽銭」は「さいせん」と読みます、賽銭は「神仏に気願成就のお礼として奉納する金銭」や「お参りする際に奉納する金銭」になります。代表的なのはお正月の「お賽銭」でしょうか、前年の感謝と今年の祈願をこめてお賽銭箱に奉納されますね。


・『浄財』とは

「浄財」は「じょうざい」と読みます、浄財は「寺社仏閣の慈善事業などに寄付する金銭」を指します。ただ寄付すると言う事だけでなく、「お金に対する執着(煩悩)」を手放し「徳」を積む、一つの修行を表しています。


・様々に表記されている『箱』

賽銭や浄財以外にも「喜捨」・「奉納」・「奉献」・「開運」・「奉賽」など色々なものがあります。それぞれに意味があり、その意味合いに沿った場所に置かれています。


まとめ

賽銭には「祈願と感謝」の意、浄財には「寄付と修行」の意が含まれるので寺社仏閣へのお参りをする際にはそう言った事を想いながら、参拝してみてはいかがでしょうか。


ご拝読いただきありがとうございました。


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