• 家族葬 花*花

『逆さごと』のおはなし

更新日:11月17日



一級葬祭ディレクター 家族葬 花*花の内山晃孝と申します。

お葬式が簡略化され、儀式儀礼や伝統文化が希薄なものになりつつあります。もともと「ご不幸事」であるお葬式の風習は一般的ではないので、知らない方も多いでしょう。

お葬式の用語や風習についてお話してみたいと思います。

今回は『逆さごと』についてです。


・『逆さごと』とは

葬儀の際に用いられる風習の一つで、「死後の世界はこの世の裏返し」と言う謂れからそこに至る為の準備として『逆さごと』を行うとされています。


・『逆さごと』の例

逆さ羽織…ご遺体に経帷子(白装束)や浴衣などを着せる際に「左前(左側の襟が下に来るように合わせる)」に着せたり、生前に使われていた洋服などを納める際にも上下もしくは表裏が逆になるように納めます。


逆さ屏風…ご遺体の枕元に屏風を置く際には上下を逆さまにして置きます。


逆さ水…湯灌をしたりご遺体のお身体を拭く際に使用するお湯は、熱いお湯に水を足すのではなく、水にお湯を足して温度を調整します。

この他にも故人に対してお葬式の際には様々な『逆さごと』を用います。その為、日常生活において『逆さごと』を行う事を不吉な事と捉える考え方もあります。


・『逆さごと』は日本独特の風習

『逆さごと』は死と言う非日常に対処するために古来から行われてきた風習で、宗教儀礼と言うよりも日本独自の死生観から生まれてきた風習です。その為、宗教を問わず『逆さごと』は行われています。


まとめ

『逆さごと』は非日常を表す日本独自の考え方で、葬儀に関わる事であるために「縁起が悪い」や「不吉」と言うイメージが付いてしまいました。また現在では和装(着物や浴衣)を着るような機会が減っているために身頃の前後も知らないと言った方もいらっしゃるでしょう。

ですが、本来の『逆さごと』は故人がきちんと死後の世界へと旅立つための準備を手助けすると言う風習です。時代が進むことで段々と薄れてしまったり、変化していく事もありますが、本来の意味を理解して頂いて時代に合わせた『逆さごと』を行っていただければと思います。



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