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施餓鬼(施食)の法要


一級葬祭ディレクター 家族葬 花*花の内山晃孝と申します。

お盆も終わりましたね、皆さんお墓参りご先祖様供養は出来ましたでしょうか。

今日はお盆の時期に合わせて行われる『施餓鬼(施食)供養』について書いてみたいと思います。


・『施餓鬼(施食)供養』とは

施餓鬼(せがき)供養とは、生前の悪い行いによって亡くなった後に「餓鬼(がき)」となってしまった霊魂や、無縁仏など『供養をされていない死者』に施しを行う事を指します。宗旨によっては『施しを与える者と受ける者の間に身分の違いがあってはならない』と言う考え方から、施食会(せじきえ)と呼ばれることもあります。

施餓鬼供養は特に行われる時期に決まりはありませんが、お盆に行われる事が多いです。


・施餓鬼供養をする意味

施餓鬼とは「餓鬼に施(ほどこ)しをする」と書きます。餓鬼とは常に飢えと渇きに苦しんでいる亡者の事で、その魂に食べ物や飲み物を供えて供養することで苦しみや無念から救い、自身も『徳』を積むことが出来る、とされています。

また、お盆の時期に行う事でこちらへ帰ってくるご先祖様を餓鬼が羨んで邪魔をしない様にすると言う考え方もあるそうです。


・なぜ施餓鬼供養を行うようになったのか

施餓鬼供養を行うようになったのにはいくつかの説が存在します、お釈迦様とある二人のお弟子さんのお話です。一人は餓鬼に目を付けられお釈迦様に救いを求めるお話で、もう一人は餓鬼になってしまった母親を救うお話です。興味のある方は調べてみてください。

この二つが合わさるような形で現在でも施餓鬼法要が行われていますが、根本にあるのは『仏教の教えに従って餓鬼を供養して、他の人に分け与える大切さや命を平等に扱う尊い心に気づく』と言う事です。これはどんな時代であっても忘れてはならない考え方だと思います。


・具体的に何をするのか

現在では施餓鬼供養はお盆の際にお寺などで行われる事が多くなってきています。

本堂に祭壇を設営して食べ物や飲み物をお供えし、仏様に餓鬼をお救い頂く様にお経をあげます。この『お経をあげる』事にも意味があります。餓鬼はそのままの食べ物や飲み物を口にしてもたちまち灰となって食べるることが出来ないと言われています、お経によって届けられた物だけが餓鬼の口に届く物とされています、その為、祭壇の前でお経をあげることで初めて意味のある供養となるのです。


・施餓鬼供養に学ぶ

施餓鬼供養には『苦しんでいる人を見返り無く助ける』『他人でも惜しまず分け与えることが出来る』『助ける事を純粋に喜び尊ぶ』と言う仏教の教えが生きています。宗教と聞くと壁を作ってしまったり敬遠してしまう方もいらっしゃるかと思いますが、人としての生き方として見てみるのも良いのではないかと思います。


今回は施餓鬼供養について書いてみました、以前にキリスト教について書いた際に『万霊節』と言う全ての死者に対するミサがあると言う事を取り上げました。例え国や宗教が異なったとしても、人が他人や亡くなった人に対して礼節を尽くし、敬い尊ぶ事は同じなのではないか、と考えさせられました。


ご拝読いただきありがとうございました。


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