一級葬祭ディレクター 家族葬 花*花の内山晃孝と申します。
今回は『神道』について書いてみたいと思います。
ふんわりと語ってまいりますので、温かい目で見てやってください。
・『神道』とは
神道は日本特有の宗教です、その特徴は『教祖や開祖がいない』、『経典がない』と言う点です。特定の象徴やよりどころがなく自然や先祖の霊を敬うこと、また「八百万の神」と言われるように自然発生的とも言える神々の観念に基づく信仰が基盤になっています。
・神道のお葬式の考え
神道のお葬式は神様に対して故人が亡くなられたことを報告し、御霊を鎮め神様の元に送り家族を見守る祖霊になっていただくと言う考え方です。また、神道では死は『穢れ』と捉えられているためお亡くなりの際には家に祀られている神棚には半紙をはり『神棚封じ』をします。お葬式の際に見掛ける『清めのお塩』も神道の考えからきています。
・神道のあれこれ
神道の中には『神社神道』と『教派神道』があります。神社神道は一般的に見かける神社で神主さんがいらっしゃるところになります。教派神道は『天理教』『金光教』『黒住教』などの教義を説いている神道のことを指します。
・神葬祭の参列
お通夜やお葬式に参列する際、事前に『神式のお葬式だから』と聞くとどうしてよいかわからなくなる方がいらっしゃると思いますが、あまり考えすぎなくても問題ありません。まず服装に関しては一般的な略礼服で結構です、神葬祭の際には念珠は必要ありません。不祝儀袋の表書きには『玉串料』『御榊料』もしくは『御神前』とすると良いでしょう。式典中に玉串の捧呈が行われますが、可能であれば祭主(神主・式典を行う人)のされる作法を真似るか分からなければお気持ちを込めてソッと置いて頂くだけでも結構です。柏手(かしわで)を打つような仕草をしますが、葬儀の際には音を立てない(寸止めする)『偲手(しのびて)』をするようにして下さい。
神道のお葬式はあまり行われることがありません。祭壇のお飾りや作法も神社や祭主様の御考えで微妙に異なります。見慣れない事なので敷居が高く感じられる方もいらっしゃいますが、亡くなられた方を弔う大切な儀式として行うということはどの宗教でも変わりありませんので形式にとらわれずに、その際にはしっかりとお見送りしてあげてください。
ご拝読ありがとうございました。
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