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秋の『お彼岸(ひがん)』のお話



一級葬祭ディレクター 家族葬 花*花の内山晃孝と申します。

今回は秋の『お彼岸』のお話を書いていきたいと思います。

今年の夏は雨が多かったり、気温もあまり上がらないのに湿気が高かったりとあまり夏らしくありませんでしたね。9月に入り急に気温が下がり秋めいてきました、来週には「秋分の日」が来ますのでちょうどよい頃合いかと思いましてこの記事を書いていきます。


・秋の『お彼岸』とは

さて、わざわざ「秋の」と枕詞に付けたのには意味があります。お彼岸は春と秋でその意味合いが微妙に異なっているのです。春についてはまた来年の記事にしたいと思います。

秋のお彼岸は「先祖を敬い、なくなった人々を偲ぶ」日と言われています。「彼岸」とは字の通り「彼(か)の岸(きし)」=「むこうがわ」であり、私たちが生きているこちら側を「此岸(しがん)」と呼びます。彼岸は西にあるとされていて、太陽が真西に沈む「秋分の日」の頃合いに彼岸と此岸が最も通じやすい日になると考え、この時期にご先祖供養をするようになったと言われています。

ちなみに、日本で最も古いお彼岸参りの記録は「日本後記」に記されている早良親王の為に春と秋の彼岸に7日間お経をあげた、とされています。1000年以上前から続く行事なんですね。


・秋の『お彼岸』は何時

お彼岸の期間は3月の「春分の日」と9月の「秋分の日」の前後3日間を合わせた7日間を指します。それぞれの初日を「彼岸の入り」、終日を「彼岸明け」、春分秋分の日を「中日(なかび・ちゅうにち)」と呼びます。

2021年の彼岸の入りは9月20日(月)で、中日(秋分)は9月23日(木)、彼岸明けは9月26日(日)となります。


・『お彼岸』は何をするの

先にも書いた通り秋のお彼岸はご先祖様に感謝する日です、ですがお盆の様に決まった行事や飾りがあるわけではありません。ですので普段の生活の中でご先祖様への感謝の気持ちをもって過ごすように心掛けてみましょう。一般的には中日にお墓参りを行う事が良しとされていますが、お仏壇の埃を掃ったり、御供え物をしたり、お線香をともして手を合わせるだけでも良いと思います。


・「おはぎ」と「ぼたもち」と・・・

さて、ここからは雑学的なお話です。

皆さんは「アンコでお餅を包んだ和菓子」の事をなんと呼びますか?和菓子屋さんやコンビニ、スーパーなどのお菓子の棚にこの時期並んでいるものには「おはぎ」と書かれていると思います。春には「ぼたもち」として並んでいますが、皆さんはこの二つの違いをご存じでしょうか。これは実は『おなじもの』なんです。春の彼岸の頃に咲く「牡丹の花」から「牡丹餅(ぼたもち)」と呼ばれ、秋の彼岸の頃に咲く「萩の花」から「御萩(おはぎ)」と呼ばれています。

では、夏と冬にはなんと呼ばれているかご存じでしょうか。実はちゃんと名前があるんです。夏には「夜舟(よふね)」、冬には「北窓(きたまど)」と呼ばれています。これはとても日本語らしい「言葉遊び」が由来になっているそうです。おはぎやぼたもちはもち米を蒸し、麺棒やすりこぎを使って潰したものを使います、つまり『餅つきがない(月が無い)』となるわけで、「月のない夜にはついぞ舟が着いたか分からぬ」=「夜舟」、「北の窓には月が見えぬ」=「北窓」と呼ばれるようになったとか・・・

お彼岸のお供え物に用いられるものから、載せてみました。日本の言葉はとても風流で粋と洒落がのっていますね。


『暑さ寒さも彼岸まで』と言われるように日中でも過ごしやすくなる季節になってきました。新型コロナウイルスの感染予防の事もあり、自粛で多かれ少なかれ心に澱みやストレスが溜まっているかと思います。例年であればこの時期はシルバーウィークなどと呼ばれ秋の行楽シーズンでしたが、今年もままならない方が沢山いらっしゃるでしょう。ご先祖様を敬い、自分自身のこれからを想う事ができれば、それはきっと有意義で心の平穏にもなるでしょう。


ご拝読いただきありがとうございました。


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