一級葬祭ディレクター 家族葬 花*花の内山晃孝と申します。
今回は『私だけ?』かもしれませんが、葬儀屋さんのあるある話を書いてみたいと思います。
クスッとでもしていただければ幸いです
・葬儀屋さんの『仕事』として
最近でこそお葬儀をする専門の会館が沢山でき、大規模なところから小規模なものまでご家族の希望に合ったサイズの葬儀場を選べるようになってきました、私もまだまだ若輩ですが葬儀会館以外でのお葬式の施行に携わらせて頂く事がありました。お寺や地域の集会所、ご自宅など機材を一式車に積み込み内装から外装、祭壇を設営しテントを組み受付を設営することもあります。お通夜(夜間)の事を考えて照明設備なども準備しなければなりませんでした。
・お葬式の飾りはインスピレーション
会館以外でお葬式の飾りを行う際は基本的にお寺のご住職や集会所の管理人さん、お家の方の希望がなければパッと見た時の思い付きで飾っていきます。これはその葬儀屋さんそれぞれの考え方があるとは思いますが、『ここに祭壇設営して、そしたらここに柩を安置して、お寺さんが来て、家の人が座って、そしたら入口がそっちで、参列が増えてきたらあそこでお焼香してもらって、そしたら受付はあそこで…』と機材を車から降ろしながらレイアウトを考え終わると同時に飾り始めます。葬儀会館以外でお葬式の飾りを見たことがある方はご存じかと思いますが、室内に白い幕が張られ、天井付近にも飾り幕を張り、表には提灯や銘旗(メイキ)と呼ばれる看板が立ち白黒の鯨幕が張られテントが組まれ受付がありますが、あれらは全部手作業で画鋲を使って留めてあります。よく作業をしているとご家族の方に『えっ、それ全部手でしてるの?』と驚かれたことがありました。
・仕事じゃない日でも…
これも職業病になるんでしょうか、色々なところで飾りをしてきたためなのか街中を歩いていたりして集会所やお寺を見掛けると『ここならこうして飾って、入り口作って…』と勝手に妄想してしまうようになってしまっているんですよね、ちょっと広めのご自宅などに伺うと『ここなら祭壇組んでお葬式できそうだなぁ』と余計な事を考えてしまっています。口には出しませんけどね。
今の社会ではありえない話かもしれませんが、現場(会館以外でのお葬式)の飾りでは最初の頃ずっと先輩に怒鳴られてばかりでした、画鋲を使うので飾りや片づけの際に踏んで大変な目に会ったことも多々あります、年々葬儀会館以外で行うお葬式も少なくなってきているので目にすることも少なくなるとは思いますが、お葬式屋さんの仕事の一つとして知っていただけたらありがたいと思います。
ご拝読いただきありがとうございました。
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