• 家族葬 花*花

葬儀屋さんの小話


一級葬祭ディレクター 家族葬 花*花の内山晃孝と申します。

今回は続きのお話を変更して、ちょっと原点に返ったお話を書いてみたいと思います。


・『葬』

皆さんはこの漢字をご存じ…ですよね、『お葬式』の『葬』の字です。音読みで「そう」訓読みで「ほうむ(る)」と読みます、文字の意味としては「ほうむる。死体をおさめる、またはその儀式。とむらい。」とされています。では、この字の成り立ちはご存じですか、私も正直詳しくは知らなかったので辞書を片手に調べてみましたが、『草(廾)のなかに死者をほうむる』事を表したものだそうです、さらに『歹』には「肉が剥がれた骨」と言う意味があり『ヒ』は「ヒト(人間)」を意味します。この『葬』と言う漢字は『ヒト(人間)の亡骸をおさめとむらう』と言う事を表しているのですね。


・『歹』

上記の中で登場したこの『歹』と言う字ですが、これは漢字の部首にあたるもので「がつ。かばねへん。しにがまえ」と言う通称があります。「しにがまえ」はかなりストレートな表現ですが『かばね』は「なきがら」や「しかばね」を表す言葉ですね。

この部首を使用した漢字に『殯(もがり)』と言う字があります。


・『殯』

『殯(もがり)』は日本古代の葬儀の制度で、人の死後に埋葬するまでの間、遺体を棺に納めて喪屋内に安置し近親者や儀礼を尽くして御霊を慰める習俗だそうです。これは主に上流階級の中で行われてきた事でしたが、時代が進むにつれ一般庶民にも広がり現在の『通夜・葬儀』に繋がる流れになったのではないか、と言われています。


・『棺』と『柩』の違い(だそく話)

少し話がそれますが、『ひつぎ』と言う字が出てきたので書いておきます。

『ひつぎ』には「棺」と「柩」同じ読み方で違う漢字を用います、この違いをご存じの方はいらっしゃいますか、『棺』は「ご遺体を納める前の状態」、『柩』は「ご遺体が納まった状態」を指します。この事から棺に納める事を「納棺(のうかん)」と言い、柩が乗る車を「霊柩車(れいきゅうしゃ)」と呼びます。


今回、『葬』と言う字を踏まえて考えていたことは『原点に立ち返って』お葬式を考えてみようと思った事からです。現在の世の中では「お葬式」に関する考え方が目まぐるしく変化しています、「お葬式は小さくていい」「誰も来ない(呼ばない)」「火葬だけで」…、それぞれに事情や経済状態、家庭環境、環境的要因(昨今の新型コロナウイルス感染症)などで異なりますが、そう言った中で自分自身が『お葬式』と言う大切なお別れの場をしっかりと提案できているのか、と、ふと思い至り今回『葬』と言う字を見つめながら書いております。

日本では「お葬式の際に決めることが多すぎて時間が無い」と言われる事があります、事前にお葬儀のお話をされる方はまだまだ少ないですし、私も葬儀社の者として説明が難しく長くなってしまう場面も思いかえります。まだまだ『至らない葬儀屋さん』ではありますが、今一度、帯を締め直してまいりたいと思います。


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