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  • 執筆者の写真家族葬 花*花

『お札やお守りの処分』のおはなし



一級葬祭ディレクター 家族葬 花*花の内山晃孝と申します。

年の瀬が近づいてくるとお家のお掃除とともにお世話になった「お札」や「お守り」をどうしよう、と言う事が出てくるかと思います。今回はそんなお話を書いてみたいと思います。

※お札やお守りは神仏より「授かり」、お世話になったら「返納」するものですが、今回便宜上「購入」や「処分」と言う言葉を使用しております。


・お札とお守りの見分け

一般的にお札やお守りは購入してから「1~3年」で新しいものと交換するのが良いとされているそうです。厳密に使用期限が決められているわけでは無く、長く持っていると「穢れが溜まる」と考えられている為です。

処分するにしても神社やお寺に適当に持ち込んでよいものではありません。お札やお守りに

『〇〇神社』『〇〇宮』『〇〇社』などと記されているものは神社へ

『〇〇寺』『〇〇院』『〇〇山』などと記されているものは寺院へ

持ち込む様にしましょう。


・神社へ返納する

神社へ処分に出す際には神社に設置されている「古札返納所」に納めるようにしましょう。神社によっては設置されていないところもあるので、事前に確認は必要です。社務所で引き取ってくれるところもあるそうです。

1月15日に各地で行われる「火祭り(どんと焼き)」に参加するのも良いでしょう。


・寺院へ返納する

寺院へ処分に出す際には事前に返納が可能であるか確認を取る方が良いでしょう。お寺によっては返納の受付を行っていない所もあるそうです。

定期的に「お焚き上げ法要」を行っているお寺であれば、その際に供養していただけるところもあるそうですが、宗派の確認が必要な場合が有りますので予めの問い合わせをされる方が良いでしょう。


・自分で処分する

ご自身でお札やお守りを処分される場合、神道系のものであればお塩やお神酒、仏教系のものであれば合掌をするなど、感謝の気持ちとともにご処分されると良いでしょう。

ご自宅で焚き上げ(焼却)をするのは現在ではなかなか難しいところですので、可燃物として処分に出す形になるかと思いますが、収集される業者さんもお札やお守りが見えていると気持ちの良いものではないので、紙に包んだり封筒に入れるなどの配慮をしておきましょう。


まとめ

お守りやお札の期限は1~3年、初詣などのタイミングで新しいものに切り替えるのが良いでしょう。

古いものを返納する際には宗教宗派を確認しましょう。

処分する際には感謝の気持ちを忘れずに。

有料で代行処分を行っている業者さんをネットで見掛けましたが、寺社仏閣は大抵無料で引き取ってくれますし、お世話になったものですのでご自身で持ち込む方が良いでしょう。


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