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  • 執筆者の写真家族葬 花*花

『初詣』のおはなし



一級葬祭ディレクター 家族葬 花*花の内山晃孝と申します。

今回は『初詣』についてのお話を書いてみたいと思います。


・なぜ『初詣』へ行くのか

お正月になると何となく初詣へ行く人が多いと思いますが、何故初詣に行くのでしょうか。

初詣とは「昨年一年を無事に過ごせたことへの感謝と新しい年も息災に過ごせるように」と神仏にご挨拶へ伺うことです。

元々は「氏神様」や「菩提寺」など自分が普段お世話になっている土地の神仏に参拝する事が主でしたが、現在では地元以外にも気軽に初詣に行くようになっています。


・初詣に行くのは「お寺?」「神社?」

結論から言うと、「どちらでもOK」です。信仰上の理由などが有れば別ですが、お寺へも神社へも、また両方へ初詣に行っても構いません。出来る事なら、ご自身の「氏神様」「菩提寺」へ参ってからその他の寺社仏閣へ初詣へ行くことをお勧めします。


・初詣の作法

作法と書くと難しく感じられるかもしれませんが、「こうした方がより良いですよ」程度でご覧ください。


神社の場合

1.敷地に入る前に鳥居をくぐりますが、通る前に本殿に向かって一礼して、左右どちらかの端を通るようにしましょう。これは神様への敬意と「中央は神様の通り道」と言う考えからです。

2.手水舎(てみずや)でお清めをします。左手→右手→口(左手で水をすくう)→左手の順で身を清めて、最後に柄杓をタテにして柄の部分を清めます。口をすすぐ際には直接柄杓に口をつけない様にしましょう。

3.本殿に参拝します。お賽銭は投げ入れるのではなく、そっと入れましょう。鈴がある場合は鈴を鳴らしてから、本殿に向かって「二礼→二拍(手)→ご挨拶→一礼」をします。

4.神社から帰る際にも左右どちらかの端を通り、鳥居を出る際に本殿に向かって一礼しましょう。


お寺の場合

1.敷地に入る前に山門をくぐりますが、通る前に本堂に向かって一礼して、左右どちらかの端を通るようにしましょう。これは仏様への敬意と「中央は仏様の通り道」と言う考えからです。山門をくぐる際には敷居を踏まない様にしましょう。

2.香閣(こうかく)で心を清めます。お寺にもよりますが、線香の煙を浴びる事の出来る香閣がある所では参拝の前に香を浴びてお清めをします。もし持っている方がいらっしゃれば「塗香(ずこう)」を持って行っても良いでしょう。

3.本堂に参拝します。浄財箱にお賽銭を納めて、銅鑼の様な仏具が有れば一度鳴らして「合掌」します。柏手を打たないように気を付けましょう。

4.お寺から帰る際にも左右どちらかの端を通り、山門を出る際に本堂に向かって一礼しましょう。


まとめ

今回は初詣について書いてみました、作法はもちろん大切ですが一番は「気持ち」である事を忘れない様に、新年の始まりに初詣に行かれてみてはいかがでしょうか。

おみくじやお札・お守りなどの授与をなさる際には神仏への参拝が終わってから行うようにしましょう。


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